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【現役役員運転手が解説】役員運転手とは?仕事内容・年収・働いて分かったリアル

仕事内容

「役員運転手って、社長や役員を車で送迎するだけの仕事?」

転職を考えている方の中には、そんなイメージを持っている方もいると思います。

私自身、この仕事に就く前は仕事内容のすべてを理解していたわけではありません。

実際に役員運転手として働いてみると、
運転している時間だけが仕事ではないことが分かりました。

車両の準備。

ルート確認。

待機。

急な予定変更への対応。

会食や空港への送迎。

車内で役員が快適に過ごせるようにすること。

実際に働いたからこそ分かった仕事がたくさんあります。

そして私が特に感じているのは、

役員運転手は「運転が上手ければそれだけで評価される仕事」ではない

ということです。

安全運転は大前提です。

そのうえで、

  • 時間を守る
  • 急な予定変更にも落ち着いて対応する
  • 車内で聞いたことを外で話さない
  • 必要以上に出しゃばらない
  • 役員が安心して移動できる環境を作る

こうした一つひとつの積み重ねによって、

「この人なら安心して任せられる」

と思ってもらうことが重要だと感じています。

この記事では、現在役員運転手として働いている私が、
転職前の自分に説明するつもりで、
役員運転手とは実際にどんな仕事なのかを紹介します。

これから役員運転手への転職を考えている方の参考になれば嬉しいです。


役員運転手とは?

役員運転手は、企業の社長や役員などを目的地まで安全に送迎する仕事です。

「お抱え運転手」「専属ドライバー」などと呼ばれることもあります。

主な送迎先としては、

  • 会社
  • 取引先
  • 会食会場
  • ホテル
  • 駅
  • 空港
  • ゴルフ場

などがあります。

ただし、実際に働いてみると、

目的地まで車を運転するだけの仕事ではありません。

役員が乗車する前から仕事は始まっています。


現役で働いて分かった役員運転手の仕事内容

私が実際に仕事をする中で行っているのは、主に次のようなことです。

車両の確認・準備

役員を迎える前に車両の状態を確認します。

車内が汚れていないか。

忘れ物などが残っていないか。

役員が乗車した時に不快に感じるところがないか。

安全に走るための確認だけでなく、
役員が気持ちよく移動できる状態を作ることも大切です。

役員にとって車内は単なる移動空間とは限りません。

移動しながら仕事をしたり、電話をしたり、休憩したりすることもあります。

そのため、運転手側が余計なストレスを与えないことも重要だと感じています。

当日の予定とルートを確認する

目的地まで安全に到着するだけでなく、
時間に遅れないようにする必要があります。

私は事前に目的地やルートを確認するようにしています。

ただ、役員運転手をしていると予定通りにいかないこともあります。

渋滞が発生する。

会議が予定より長くなる。

急に次の目的地が変わる。

新しい予定が入る。

実際にこうした変更はあります。

そのため、一つのルートだけを覚えておけばいいという仕事ではありません。

状況に合わせて落ち着いて対応する力も必要です。

役員を目的地まで送迎する

もちろん中心となるのは運転です。

ただ私は、

「目的地に到着すればいい」

とは考えていません。

急発進や急ブレーキを避ける。

車間距離を取る。

できるだけ揺れを少なくする。

後部座席で仕事をしている場合は、それを邪魔しないように運転する。

安全運転を前提に、後部座席に乗っている方が安心できる運転を意識しています。


実際は「待っている時間」も長い

役員運転手になってから感じた特徴の一つが、待機時間です。

送迎が終わったら、すぐ次の送迎になるとは限りません。

役員が、

会議をしている。

会食をしている。

取引先を訪問している。

その間、運転手は待機することがあります。

私の場合、1日の中で2〜3時間ほど待機することもあります。

ただし、ここで勘違いしてほしくないのは、

待機時間=完全な自由時間ではない

ということです。

いつ呼ばれるか分からないこともあります。

予定より早く役員が戻ってくる場合もあります。

急に出発することになる場合もあります。

そのため、自由に見える時間でも、すぐ動ける状態にしておく必要があります。

待機時間については別の記事で実際の過ごし方まで詳しく書いているので、
気になる方はそちらも参考にしてください。

【関連記事:役員運転手の待機時間について】


1日の勤務時間はどうなる?

ここも転職前に気になるところだと思います。

役員運転手の働き方は、担当する役員や会社、契約形態によって変わります。

私自身の現在の仕事では、朝5〜6時頃に出発する日があります。

一方で、帰宅が22〜23時頃になる日もあります。

これだけを見ると、

「かなり長いな」

と思う方もいるでしょう。

実際、拘束時間が長くなる日はあります。

ただし、毎日まったく同じではありません。

予定によって早く仕事が終わる日もありますし、
まとまった休みになることもあります。

役員のスケジュールによって勤務時間が変化しやすいのは、
この仕事の特徴の一つだと感じています。

だからこそ、転職するときは給料だけではなく、

勤務時間・休日・待機時間・予定変更への対応まで確認する

ことをおすすめします。

【関連記事:現役役員運転手の1日の流れ】


急な予定変更は珍しくない

実際に働く前と後で印象が変わったことの一つです。

役員の予定は常に固定されているわけではありません。

急に会食が入ったり、

予定していた場所へ行かなくなったり、

次の目的地が変わったりすることがあります。

そうした時に、

「聞いていた予定と違う」

と慌ててしまうのではなく、

変更されることも仕事の一部として受け止める

ことが大切だと思っています。

私自身も実際に急な予定変更を経験しています。

この仕事を続けるうえでは、運転技術だけではなく、こうした対応力も重要です。

【関連記事:役員運転手の急な予定変更のリアル】


海外へ同行することもある

これはすべての役員運転手にある仕事ではありませんが、
私自身は海外への同行や海外での運転も経験しています。

役員運転手になる前は、自分が仕事で海外まで
行って運転するとは考えていませんでした。

もちろん、勤務先や担当する役員によって仕事内容は大きく違います。

国内送迎が中心の仕事もあります。

決まったルートが中心の仕事もあります。

反対に、私のように出張や海外同行が発生するケースもあります。

同じ「役員運転手」という職種でも、
誰を担当するかによって働き方がかなり変わると実感しています。


役員運転手の年収・給料は?

役員運転手への転職を考えるうえで、収入は気になると思います。

ただ、私はここで、

「役員運転手なら年収○○万円稼げる」

と一括りにはできないと考えています。

会社員なのか。

業務委託なのか。

勤務時間はどのくらいなのか。

専属なのか。

残業や休日出勤があるのか。

担当する仕事の範囲はどこまでなのか。

こうした条件によって収入は変わります。

私自身は役員運転手へ転職して、
以前より収入が上がり、生活面も改善しました。

一方で、朝が早かったり、帰宅が遅くなったりする日もあります。

だからこそ、

「給料が高いか」だけではなく、
「その給料でどんな働き方になるのか」まで確認すること

が大切です。

役員運転手の年収については、別の記事で詳しく解説しています。

【関連記事:役員運転手の年収・給料のリアル】


私が感じている役員運転手の魅力

ここまで読むと、

「大変そうな仕事だな」

と感じる方もいるかもしれません。

もちろん大変な部分はあります。

それでも私は、現在この仕事に満足しています。

できれば長く続けたいと思っています。

理由はいくつかありますが、その一つが、
普通に生活していたらなかなか接する機会のない方の近くで仕事ができることです。

実際に役員の方を送迎していると、移動中の時間の使い方などを間近で見る機会があります。

忙しい中でも時間を無駄にしない。

仕事だけでなく、トレーニングや勉強を続けている。

実績があっても周囲への接し方が謙虚。

もちろんすべての方が同じではありません。

それでも、

「結果を出している人は、こういう時間の使い方をするんだな」

と感じることがあります。

これは私にとって、この仕事をしていなければ得られなかった経験です。


「運転が好き」だけでは続かないと思う

私はもともと運転が好きです。

そのため、役員運転手という仕事は自分に合っていると感じています。

ただ、

「車の運転が好きだから役員運転手になろう」

だけでは、転職後にギャップを感じる可能性があります。

長い待機時間。

早朝の仕事。

夜まで予定が続く日。

急なスケジュール変更。

役員との距離感。

守秘義務。

こうしたものも含めて役員運転手の仕事です。

逆に、

  • 運転が好き
  • 人を支えることにやりがいを感じる
  • 予定変更に落ち着いて対応できる
  • 一人で待つ時間が苦にならない
  • 目立つより裏側で支える方が好き
  • 口が堅い

こうした人には合いやすい仕事だと、実際に働いていて感じます。


転職前に必ず確認してほしいこと

私が今、役員運転手への転職を考えている人に一つ伝えるなら、

求人票の給料だけで決めないでほしい

ということです。

特に確認したいのは、

  • 休日は月に何日あるのか
  • 連休は取れるのか
  • 休日が変更になることはあるのか
  • 朝は何時頃から始まるのか
  • 夜は何時頃までになるのか
  • 残業はどのくらいあるのか
  • 待機時間はどのくらいあるのか
  • 出張や休日出勤はあるのか
  • 誰を担当するのか
  • 専属なのか複数の役員を担当するのか

といった部分です。

私自身、実際に働いたからこそ、

給料と同じくらい「誰を担当して、どんな生活になるのか」が重要

だと感じています。

求人票を見る時のポイントについても、別の記事で詳しくまとめています。

【関連記事:役員運転手の求人票で確認すべきポイント】


役員運転手に転職して後悔している?

私自身について言えば、現在の仕事には満足しています。

収入面も以前より良くなりました。

普通ではできない経験もさせてもらっています。

もちろん、

「誰にでもおすすめできる仕事」

とは思っていません。

生活リズムが不規則になることがありますし、
担当する役員によって働き方も変わります。

家族がいる場合は、休日や勤務時間について家族の理解も必要になると思います。

それでも私は、

今の仕事をできるだけ長く続けたい

と思っています。

これは実際に働いている今の率直な感想です。


よくある質問

未経験でも役員運転手になれますか?

未経験から募集している求人もあります。

私も転職を考えていた時は、仕事内容や求められることを調べました。

ただし、普通自動車免許があればそれだけで十分というより、
安全運転やマナー、時間管理、守秘義務なども重要です。

求人ごとに応募条件が違うため、必ず募集要項を確認してください。

二種免許は必要ですか?

役員運転手のすべての求人で二種免許が必要というわけではありません。

仕事内容や契約形態によって異なるため、応募する会社の条件を確認してください。

待機時間は自由に過ごせますか?

完全な自由時間とは考えない方がいいと思います。

私自身、休憩したり自分のことをしたりできる時もありますが、
呼ばれればすぐ対応できる状態にしています。

役員運転手はきついですか?

きついと感じるポイントは人によって違います。

私の場合は、長時間になる日や急な予定変更はありますが、
それ以上に仕事の魅力を感じているので現在も続けています。

「きつい」と言われる理由については、実体験を含めて別の記事で詳しく紹介しています。

【関連記事:役員運転手がきついと言われる理由】


役員運転手への転職を考えている方へ

役員運転手に興味を持ったら、まずは実際の求人を見て、給与や勤務時間、
休日、雇用形態などを比較してみるのがおすすめです。

私自身、実際に働いてみて感じるのは、
役員運転手は会社や担当する役員によって働き方が大きく変わる仕事だということです。

求人票を見るときも給与だけで判断せず、勤務時間や待機時間、休日、
残業、担当する業務範囲まで確認しておきましょう。

役員運転手を含め、ドライバー求人を実際に探してみたい方は、
ドラEVERで現在募集されている求人を確認できます。

まだ転職するか決めていない段階でも、実際の求人条件を見ておくと、
自分に合う働き方なのか判断しやすくなります。


まとめ|役員運転手は「運転するだけ」の仕事ではない

役員運転手になる前は、私自身も今ほどこの仕事の中身を理解していませんでした。

実際に働いてみて分かったのは、

役員運転手は、単に目的地まで車を運転する仕事ではない

ということです。

安全運転。

時間管理。

車両の準備。

待機。

予定変更への対応。

役員との適切な距離感。

守秘義務。

こうしたことを積み重ねながら、役員が安心して移動できる環境を作ります。

朝が早い日もあります。

夜遅くなる日もあります。

予定が急に変わることもあります。

一方で、私自身は収入面も改善し、普通では経験できないことも経験できています。

そして現在は、

この仕事をできるだけ長く続けたい

と思っています。

役員運転手への転職を考えている方は、

「給料が良さそう」

「運転が好きだから」

だけで決めるのではなく、

実際にどんな働き方になるのかまで知ったうえで判断してほしい

と思います。

この記事が、その判断材料の一つになれば嬉しいです。


関連記事

役員運転手の仕事内容や働き方について、さらに詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。

【現役役員運転手が解説】役員運転手の待機時間のリアル
https://yakuindraiverjp.com/executive-driver-waiting-time/

【現役役員運転手が解説】役員運転手の仕事内容
https://yakuindraiverjp.com/executive-driver-job-description/

【現役役員運転手が解説】役員運転手の年収・給料
https://yakuindraiverjp.com/executive-driver-salary/

【現役役員運転手が解説】急な予定変更にはどう対応する?
https://yakuindraiverjp.com/executive-driver-schedule-chang

【役員運転手はきつい?】実際に働いて感じた大変なところ
https://yakuindraiverjp.com/executive-driver-hard-reasons/

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