「役員運転手って、運転していない時間が多いから楽なの?」
「朝から夜まで拘束されて、実際はかなりきつい仕事?」
「未経験だと難しい?」
役員運転手への転職を考えている方なら、気になるところだと思います。
私は現在、実際に役員運転手として働いています。
働く前と現在では、この仕事に対する印象も変わりました。
先に結論を言うと、私は役員運転手を、
「ずっと楽な仕事」とも「ずっときつい仕事」とも思っていません。
実際に働いていると、
「今日は比較的楽だったな」
と思う日もあれば、
「今日はさすがにきつかったな」
と思う日もあります。
そして、その差は単純な運転時間だけでは決まりません。
私の場合は、
- 何時に終わるか分かっているか
- 待機中に予定変更があるか
- 朝が早いか
- 夜まで予定が続くか
- 急な目的地変更があるか
- 次の動きが予測できるか
こうした条件によって、同じ役員運転手の仕事でも負担の感じ方がかなり変わります。
この記事では一般論ではなく、
現役役員運転手として実際に働いている私が、
役員運転手の仕事の実態と「楽な日・きつい日」の違いを紹介します。
「役員運転手は楽なのか?きついのか?難しい仕事なのか?」が気になっている方は、
転職前の判断材料にしてください。
結論|役員運転手は「楽な日」と「きつい日」の差が大きい
私が実際に働いて感じている役員運転手の特徴は、
毎日同じ仕事ではない
ということです。
担当する役員や勤務先によって働き方は違います。
私自身の仕事を振り返っても、予定通り進んで比較的早く終わる日は、
そこまで大きな負担を感じないことがあります。
反対に、
朝早くから仕事が始まり、予定変更が続き、終了時間も分からない。
そんな日はやはりきついです。
そのため、
「役員運転手=楽」
あるいは、
「役員運転手=きつい」
と一言で決めるのは難しいと感じています。
私が「今日は楽だった」と感じる日
予定通りに1日が進む日
私が一番大きいと感じるのは、予定がある程度決まっていることです。
出発時間、目的地、次の予定、終了予定時間。
こうしたスケジュールが分かっていて、その通りに進む日は精神的にも余裕があります。
安全運転への集中は当然必要ですが、
「次に何が起きるか分からない」
という状態ではないため、行動しやすくなります。
実際に働いて感じるのは、運転時間そのものだけでなく、
予定が読めるかどうかでも疲れ方が変わるということです。
待機時間を落ち着いて過ごせる日
役員運転手には待機時間があります。
私の場合、1日の中で2〜3時間ほど待機することもあります。
ただし、待機時間は完全な自由時間ではありません。
いつ呼ばれるか分からない場合もあります。
それでも、
「この時間までは会議」
「次の出発は○時頃」
など、ある程度予定が分かっている待機は比較的過ごしやすいです。
反対に、いつ呼ばれるか分からない状態で長時間待つと、同じ2〜3時間でも疲れ方が違います。
待機時間の長さより「先が読める待機なのか」が重要
だと感じています。
【関連記事:役員運転手の待機時間は何をしている?】
https://yakuindraiverjp.com/executive-driver-waiting-time/
予定より早く仕事が終わる日
役員運転手は毎日決まった時間に終わるとは限りません。
帰宅が遅くなる日がある一方、予定によっては早く仕事が終わることもあります。
役員の予定によって勤務時間が変わるため、
長くなる日だけでなく短くなる日もあるのが実際に働いて感じているところです。
私が「今日はきつい」と感じる日
朝が早く、夜まで予定が続く日
私の場合、朝5〜6時頃に出発する日があります。
帰宅が22〜23時頃になる日もあります。
もちろん毎日ではありません。
それでも朝早くから夜まで仕事が続けば、体力的な負担はあります。
確かに待機時間はありますが、
拘束されている時間と実際に運転している時間は別です。
運転していないからといって、完全に仕事から離れられるわけではありません。
終了時間が分からない日
単純に勤務時間が長い日だけが大変なのではありません。
私が負担を感じるのは、
「何時に終わるのか分からない日」
です。
たとえば「今日は21時まで」と分かっている場合と、
「何時に終わるか分からない」場合では、同じ21時まで働いても精神的な疲れ方が違います。
役員運転手になってから、
仕事の長さだけでなく、先が読めないことも負担になると感じるようになりました。
急な予定変更が続く日
役員の予定は急に変わることがあります。
目的地が変わる。
会食が入る。
次の予定が追加される。
こうした変更が続くと、ルートや到着時間、次の動きをその都度考え直す必要があります。
役員運転手は運転技術だけではなく、急な変更に慌てず対応する力も必要な仕事です。
【関連記事:急な予定変更が入ったらどうする?】
https://yakuindraiverjp.com/executive-driver-schedule-change/
待機していても気が抜けない日
いつ呼ばれるか分からない。
役員が予定より早く戻ってくるかもしれない。
突然出発になるかもしれない。
こうした状態では、座っていても完全には気を抜けません。
「次の出発時間が分かっている2時間」と「いつ呼ばれるか分からない2時間」では、
私は後者の方が疲れます。
運転時間が短ければ「楽」とは限らない
1日の勤務時間すべてを運転しているわけではありません。
ただ、だからといって、
運転時間が短い=楽な仕事
ではありません。
役員が乗っているときは安全運転に集中する。
待機中も連絡に対応できる状態にする。
予定が変われば次のルートを考える。
翌日の予定によっては早朝から動く。
つまり、
運転していない時間も含めて役員運転手の仕事
です。
「待機が多いなら楽そう」という理由だけで転職すると、
実際に働き始めてからギャップを感じる可能性があります。
【新規追加】役員運転手は難しい仕事?実際に働いて感じること
役員運転手は、車の運転ができれば誰でも簡単にできる仕事なのか。
実際に働いている私としては、運転そのものより難しいと感じる部分があります。
たとえば、
- 役員の予定から次の動きを考える
- 急な目的地変更に対応する
- 道路状況を見ながらルートを判断する
- 乗車時間に遅れないよう早めに準備する
- 待機中でもすぐ動ける状態にしておく
- 車内では状況を見ながら対応する
などです。
運転技術はもちろん必要ですが、それだけではありません。
私自身、実際に働くようになってから、
「役員運転手は単に運転する仕事ではなく、役員が予定通り動けるように支える仕事」
だと感じるようになりました。
最初は難しく感じることがあっても、経験を重ねることで次の動きを予測できるようになります。
未経験だから無理ということではありません。
ただし、「車を運転するだけの仕事ではない」ことは転職前に知っておいた方がいいと思います。
逆に「きついだけの仕事」でもない
ここまで読むと、
「やっぱり役員運転手はきつそう」
と思う方もいるかもしれません。
ですが私は現在もこの仕事を続けていますし、できれば長く続けたいと思っています。
私はもともと運転が好きです。
人を支える仕事にもやりがいを感じます。
普通に生活していたら経験できないようなことも経験しています。
収入面も以前より改善しました。
そして何より、
役員の方から安心して任せてもらえること
には、この仕事ならではのやりがいがあります。
「楽か・きついか」は担当する役員でも変わる
ここはかなり重要です。
同じ「役員運転手」という求人でも、働き方がすべて同じとは限りません。
担当する役員によって、
出発時間、帰宅時間、移動距離、会食の頻度、出張、休日、予定変更の頻度などが変わります。
私自身も海外への同行や海外での運転を経験しています。
一方、決まったルートを中心に働く役員運転手もいるでしょう。
そのため、
「役員運転手は楽ですか?」
と聞かれたら、私は、
「会社だけでなく、誰を担当するかによっても大きく変わる」
と答えます。
役員運転手を「きつい」と感じやすい人
毎日同じ時間に帰りたい。
急な予定変更が苦手。
待つ時間が苦痛。
朝が早い仕事を避けたい。
予定が決まっていないと強いストレスを感じる。
こうした方は、担当する仕事によっては負担を感じる可能性があります。
特に家族がいる場合は、給与だけではなく、
自分や家族の生活と両立できる働き方なのかまで確認した方がいいと思います。
役員運転手を「楽」と感じやすい人
私はもともと運転が好きなので、運転そのものを大きな苦痛とは感じていません。
また、
一人で待つ時間が苦にならない。
人を裏側から支えることが好き。
予定変更にも比較的落ち着いて対応できる。
毎日同じ働き方でなくても対応できる。
こうしたタイプの方は、役員運転手の働き方に馴染みやすいと思います。
ただし、
「楽そうだから役員運転手になる」
という考え方はおすすめしません。
私が転職前に戻れるなら確認する10項目
今の私なら、給料以外にも次のことを確認します。
- 平均的な出発時間
- 平均的な終了時間
- 終了時間が延びる頻度
- 休日数
- 休日変更の有無
- 待機時間
- 会食送迎の頻度
- 出張の有無
- 休日出勤の有無
- 専属なのか複数の役員を担当するのか
特に重要なのは、
「何時から何時まで働くのか」だけでなく「予定変更がどの程度あるのか」
です。
【関連記事:求人票で確認すべきポイント】
https://yakuindraiverjp.com/executive-driver-job-posting-checklist/
「役員運転手はやめとけ」と言われるのはなぜ?
「役員運転手 やめとけ」
「役員運転手 きつい」
と検索する人もいます。
実際に働いている私も、大変だと感じる日はあります。
だから、
「役員運転手は絶対に楽な仕事」
とは言いません。
ただし、
きつい日がある=やめた方がいい仕事
とも思いません。
大切なのは、自分が何を「きつい」と感じるのかです。
長時間の拘束なのか。
待機なのか。
予定変更なのか。
生活リズムなのか。
担当する役員との関係なのか。
同じ仕事内容でも、人によって負担に感じるポイントは違います。
だからこそ、求人を見るときは「役員運転手」という職種名だけで判断せず、
実際の勤務条件まで確認することが重要です。
役員運転手への転職を考えている方へ
役員運転手への転職を考えている方は、求人を見るだけでなく、
転職エージェントを利用して自分の経験や希望条件を整理する方法もあります。
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よくある質問
役員運転手は本当に楽ですか?
楽だと感じる日もあれば、きついと感じる日もあります。
予定通り進んで早く終わる日は比較的楽ですが、朝早くから夜まで続いたり、
予定変更が重なったりする日は負担を感じます。
待機時間が長いなら楽なのでは?
休憩できる場合もあります。
ただし、いつ呼ばれるか分からないこともあるため、完全な自由時間ではありません。
私は待機時間の長さより、次の予定が読めるかどうかで疲れ方が変わると感じています。
役員運転手は難しい仕事ですか?
運転技術だけでなく、時間管理、ルート判断、予定変更への対応、
役員への気遣いなども求められます。
ただ、未経験だからできないという意味ではありません。
私自身も経験を重ねながら、次の動きを予測できるようになりました。
役員運転手は長時間労働ですか?
会社や担当する役員によって異なります。
私の場合、朝5〜6時頃に出発する日や、22〜23時頃に帰宅する日があります。
一方で早く終わる日もあります。
未経験でも続けられますか?
未経験かどうかだけでは決まりません。
運転が好きか、待機が苦にならないか、予定変更に対応できるか、
人を支える仕事が合っているかなども重要だと思います。
まとめ|役員運転手は楽でもきついだけでもない
実際に働いている私の結論は、
役員運転手は「楽」か「きつい」かのどちらか一方ではありません。
予定通り進む日は比較的楽。
一方、朝早くから夜まで続いたり、予定変更が重なったりする日はきつい。
そして実際に働いて分かったのは、
運転時間の長さだけで仕事の大変さは決まらない
ということです。
それでも私は現在の仕事に満足しています。
収入面も以前より改善しましたし、普通ではできない経験もしています。
これから役員運転手を目指す方には、
「楽そうだから」
「給料が良さそうだから」
だけで決めるのではなく、
自分が実際にどんな生活になるのかまで確認してから判断してほしい
と思います。

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