役員運転手は会食中に何をしている?
現役役員運転手が、会食中の待機時間、食事、トイレ、終了時間、
待機場所、会食後の動きまで実体験をもとに解説します。
はじめに
役員運転手の求人を見ていると、
「会食送迎」
「夜間の送迎あり」
「スケジュールにより残業あり」
といった記載を見かけることがあります。
そこで気になるのが、
「会食中、運転手は何をしているの?」
「何時間も車の中で待つの?」
「終了時間が分からないまま待機するの?」
「会食が終わったら、そのまま自宅まで送って終わり?」
といった部分ではないでしょうか。
私は現在、役員運転手として働いており、昼の会食も含めると週3〜5回ほど会食に伴う送迎があります。
実際に働く前は、私自身も会食中の待機について細かいところまでは分かっていませんでした。
ところが実際に経験してみると、個人的には会食がある時の方が、ある程度時間を読みやすく、自分の時間として使いやすいと感じることもあります。
今回は、会食がある日の流れや待機中の過ごし方、終了時間、迎えに行くタイミングなどを、現役役員運転手の実体験をもとに紹介します。
結論|会食中は「ずっと車内で待つ」とは限らない
先に結論からお伝えすると、私の場合、会食中ずっと車の運転席で待っているわけではありません。
もちろん、その日の予定や会食場所、終了予定時間によって変わります。
ただ、
「だいたいこのくらいには終わる」
という目安を事前に教えていただけることが多いため、終了まである程度時間があると判断できれば、車から離れることもできます。
むしろ私は、通常の予定をこなしている時よりも、会食中の方がまとまった時間を読みやすいと感じることがあります。
ただし、自由時間になったわけではありません。
終了予定時間が近づけば、すぐにお迎えできる状態へ戻る必要があります。
この、
「時間を使える待機」と「すぐ動ける状態に切り替えるタイミング」
が会食送迎では大切だと感じています。
役員運転手の会食送迎はどんな流れ?
会社や担当する役員によって違いはありますが、私の場合は大まかに、
会食場所まで送る
↓
役員が店内へ入る
↓
終了時間の目安を確認
↓
待機
↓
終了時間が近づいたら迎車できる場所へ移動
↓
連絡を待つ
↓
役員を乗せて次の目的地へ向かう
という流れになります。
ポイントは、会食場所へ送った時点で、その日の仕事が終わるとは限らないことです。
① 会食の終了時間は事前に分かる?
これは転職前に気になる方が多いと思います。
私の場合、
「○時ちょうどに終わる」
と正確に分かるわけではありません。
会食ですから、話が盛り上がったり、予定より早く終わったりすることもあります。
ただ、まったく分からない状態で待つことばかりではなく、
「だいたいこのくらい」
という終了時間の目安を事前に教えていただけることが多いです。
そのため、その時間から逆算して待機中の行動を考えます。
実際、私が経験した中では会食が3時間ほど続いたこともあります。
3時間あるからといって、3時間ずっとハンドルを握ったまま待つわけではありません。
終了時間の目安がある程度分かれば、その時間をどう使うか考えることができます。
② 個人的には会食中の方が時間を使いやすい
これは実際に役員運転手として働いて感じたことです。
「会食送迎」と聞くと、
長時間待たされて大変そう
というイメージを持つ方もいるかもしれません。
もちろん、終了時間が延びたり、夜遅くなったりする可能性はあります。
ただ個人的には、会食がある時の方がある程度時間を読みやすく、自分の時間として使えることがあります。
通常の業務中は、急に出発することになったり、予定が変わったりすることがあります。
一方、会食中は終了時間の目安が分かっていれば、
「この時間くらいまでは大丈夫そうだな」
と判断しやすくなります。
もちろん連絡には対応できる状態にしておきますが、まとまった待機時間ができること自体は、私にとって必ずしもデメリットではありません。
会食=ずっと車内で苦痛に耐える時間
とは限らないというのが、実際に働いて感じていることです。
③ 会食中の食事はどうしている?
会食中、当然ですが運転手も食事を取る必要があります。
私の場合は、
パンやおにぎりなど、すぐに食べられるものをあらかじめ用意しています。
理由はシンプルで、いつでもゆっくり飲食店に入れるとは限らないからです。
終了時間がある程度分かっていて余裕があったとしても、予定が変わる可能性はあります。
そのため私は、短時間でも食べられるものを持っておくようにしています。
これは会食の日に限らず、予定が流動的になりやすい役員運転手という仕事では役立っています。
④ トイレには普通に行ける?
「待機中はトイレにも行けないのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
私の場合は、車を停められていて時間的な余裕があれば、普通にトイレへ行きます。
ただし、終了予定時間が近づいている時に長時間車から離れるようなことはしません。
ここでも重要なのは、
「今なら離れても大丈夫なのか」
を自分で判断することだと思います。
⑤ 終了時間が近づいたら待機場所を変える
ここからが、会食送迎で特に気をつけている部分です。
終了時間が近づいてきたら、私は役員が店を出てからなるべく早く乗車できる場所へ車を移動させます。
なぜなら、飲食店の場合、
お店の目の前に車を停められるとは限らない
からです。
道路状況や駐停車の条件、周囲の交通などによっては、店前で待つことが難しいケースもあります。
そのため、
「どこで待てば出てきた時に乗っていただきやすいか」
を考えながら待機場所を決めます。
単純に「近ければいい」という話でもありません。
安全に乗車できることも重要です。
⑥ 飲食店とホテルでは迎え方が違う
会食場所によっても対応は変わります。
飲食店の場合
先ほど書いたように、お店の前に車を停められないケースがあります。
その場合は、できるだけ近く、なおかつお店を出られてからスムーズに乗車できる場所を考えて待機します。
終了時間が近づいてきたら、すぐ迎えられる状態にしておきます。
ホテルの場合
ホテルは車寄せがあるケースが多いため、飲食店とは少し違います。
私は、連絡が来たらすぐ車寄せへ向かえる状態で待機しています。
このように「会食送迎」と一言でいっても、場所によって動き方は変わります。
⑦ 会食が終わったら自宅へ送って終了?
これも、必ずしもそうではありません。
私の場合、会食が終わったあと、
仕事に戻ることもありますし、そのまま私用の目的地へ向かうこともあります。
つまり、
会食終了=その日の業務終了
とは限りません。
ここは転職前に知っておいた方がいい部分だと思います。
会食の終了時間だけを見るのではなく、その後にどんな予定が入る可能性があるのかまで考えておく必要があります。
役員運転手は、その日の予定表だけを見て機械的に運転する仕事ではありません。
状況に応じて、その後の動きまで考えながら準備しておくことが大切です。
会食送迎で私が一番意識していること
私が特に意識しているのは、
「役員が出てきてから、できるだけスムーズに乗車していただける状態を作っておくこと」
です。
会食中に自分の時間を使えることはあります。
しかし、その時間を使うこと自体が目的ではありません。
終了時間が近づいたら仕事モードに戻り、
- どこから出てくるのか
- どこなら安全に乗車できるのか
- 車をどこへ移動させるのか
- 周辺道路は混んでいないか
- 次の目的地はどこなのか
などを考えます。
待っている時間より、「待機から迎車へ切り替えるタイミング」が重要。
私は実際に働きながらそう感じています。
会食送迎は大変?
これは担当する役員や会社、会食の頻度などによって大きく変わると思います。
私自身は、会食だから特別大変だとは感じていません。
むしろ、終了時間の目安がある程度分かれば、自分の時間として使いやすい面もあります。
ただし、
- 終了時間が延びる可能性がある
- 会食後も仕事が続く場合がある
- 店前に車を停められない場合がある
- 終了時間が近づいたらすぐ動ける状態にする必要がある
といった特徴はあります。
そのため、決まった時間に必ず仕事を終えたい人にとっては、合う・合わないが出る可能性があります。
逆に、待機時間をうまく使いながら、状況に合わせて動くことが苦にならない人には、そこまで大きな負担にならないかもしれません。
転職前に「会食あり」の求人で確認したいこと
役員運転手への転職を考えていて、求人票に「会食送迎あり」と書かれていた場合、私は会食の有無だけで判断しない方がいいと思います。
確認したいのは、
会食がどのくらいの頻度であるのか
夜の会食はどの程度あるのか
会食後にそのまま帰宅になることが多いのか
残業や勤務時間はどのように扱われるのか
といった部分です。
同じ「役員運転手」でも、担当する役員や会社によって働き方は変わります。
求人票の給与だけを見るのではなく、実際にどんな1日になる可能性があるのかまで確認しておくことをおすすめします。
役員運転手への転職を考えている方へ
役員運転手の仕事は、求人票だけでは分かりにくい部分があります。
会食送迎もその一つです。
「会食あり」と数文字書かれているだけでは、
週に何回あるのか、何時ごろ終わるのか、会食後はどうなるのか
までは分かりません。
だからこそ、転職するときは給与だけでなく、勤務時間・残業・休日・担当業務などを複数の求人で比較することが大切です。
FAQ|役員運転手の会食送迎について
Q. 会食中はずっと車の中で待っていますか?
私の場合は、必ずしもずっと車内にいるわけではありません。終了時間の目安がある程度分かっていて時間に余裕があれば、車から離れることもあります。
Q. 会食は何時間くらいかかりますか?
会食によって異なります。私自身は、約3時間続いた経験があります。終了時間が正確に決まっているわけではありませんが、目安を事前に教えていただけることは多いです。
Q. 会食中に食事はできますか?
私の場合は、パンやおにぎりなど、短時間ですぐ食べられるものを準備しています。
Q. 会食が終わったら仕事も終わりですか?
必ずしも終わりではありません。私の場合、会食後に仕事へ戻ったり、そのまま私用の目的地へ向かったりすることもあります。
Q. 会食送迎で一番気をつけることは?
私が特に意識しているのは、終了時間が近づいたら、役員がお店を出てからスムーズに乗車できる状態を作っておくことです。飲食店の場合は店前に停められないこともあるため、待機場所も重要になります。
まとめ|会食中は「待つだけ」ではない
役員運転手の会食送迎というと、
「何時間も車の中で待つ大変な仕事」
というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、私自身は会食がある時の方が、ある程度時間を読みやすく、その間を自分の時間として使いやすいと感じることもあります。
一方で、終了時間が近づけば、
待機場所を考える
→ 車を移動する
→ すぐ乗車できる状態を作る
→ 次の予定に備える
という切り替えが必要です。
役員運転手は、ただ車を運転するだけの仕事ではありません。
「次に何が起きるかを考えて、先回りして準備すること」
も、この仕事では大切だと感じています。
役員運転手への転職を考えている方へ
同じ役員運転手でも、会食の頻度や勤務時間、休日、残業の有無は会社によってかなり違います。
求人票だけでは分かりにくい部分もあるため、応募前に自分の希望条件を整理し、複数の求人を比較することが大切です。
「自分に合う会社を一人で判断するのが不安」という方は、転職エージェントに相談しながら求人を探す方法もあります。
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